古河機械金属グループ
SDGs
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SDGs

SDGsとは

SDGs(持続可能な開発目標)とは、2030年に向けて持続可能な開発に関する地球規模の優先課題や世界のあるべき姿を明らかにし、17の目標と169のターゲットを軸に、地球規模の取り組みを推進しようとするものです。2015年9月に国連総会で採択され、人間、地球および繁栄のための行動計画が示されました。
当社は事業活動や企業の社会的責任を果たすための取り組みを通じて、国際社会が協調して定めたSDGsへの貢献を目指しています。

Sustainable Development Goals

製品開発の取り組み

トラック搭載型クレーン

貢献する目標

関連する目標

トラック搭載型クレーン
トラック搭載型クレーン
2008年 省エネルギーセンター会長賞
2008年 省エネルギーセンター会長賞

トラック搭載型クレーンは、高齢化や人手不足が社会課題となっている物流業界において、効率化・省力化が可能な機械として広く社会に貢献しています。海外では、開発途上国などで社会資本の充実に向けたインフラ工事にも活躍しています。

当社では、従来から使用者が安全・安心な作業ができる製品づくりをしてきました。トラックの転倒、クレーンの破損、吊り荷の落下などの事故を未然に防止するため、オーバーロード(所定の吊上荷重より大きな荷重を吊ること)防止装置や、クレーンを手許で操作できるラジコンなど、さまざまな装備を備えています。

さらに、低騒音や燃費効率を追求することで、周辺環境への配慮やCO2の削減に寄与するなど、環境も重視しています。2006年発売のエコモデル「U-can ECOシリーズ」は、従来の約半分のエンジン回転数で性能を発揮する「エコポンプ・システム」を採用し、従来機では1時間当たり5.2リットルだった軽油消費量をエコモデルでは3.1リットルと、最大40%(当社比)もの燃費低減を実現し、大幅なCO2の削減に寄与しています。その優れた環境性能が認められ、2008年には経済産業省主催の第18回省エネ大賞において「省エネルギーセンター会長賞」を受賞しました。トラック搭載型クレーンとして初めての受賞です。

ミニ・クローラクレーン

貢献する目標

関連する目標

ミニ・クローラクレーンは、狭い環境下での作業が可能なことから、これまで機械化、省力化ができなかった場所でも活躍しています。当社では従来からトラック搭載型クレーンと同様に、クレーン作業の安全確保や重労働の環境を軽減し続けてまいりました。また、世界各地の排ガス規制に準拠した製品づくりを推進し、2016年には「ゼロ・エミッションクレーン」をコンセプトに、業界初となるバッテリー仕様のミニ・クローラクレーンを発売いたしました。この完全電動化によって排気ガスの排出削減による環境負荷低減に貢献するだけでなく、屋内などの作業においても騒音や排気ガスのない快適な環境での作業を可能にします。

ミニ・クローラクレーン
ミニ・クローラクレーン

バリューチェーン全体への取り組み

お客様との関わり

関連する目標

古河機械金属グループが生産し、お客さまにお届けするすべての製品に対して、安全で満足のいく製品であることの保証を実現すべく、様々な取り組みを行っています。海外調達や海外工場での生産、また輸出製品に対しても、日本のメーカーとして誇れる品質の保証を目指しています。

環境への取り組み

関連する目標

生物多様性保全活動の推進

当社は親会社である古河機械金属やグループ会社と共同で、独自の緑化活動として「足尾さくら植樹会」を2009年から実施しています。この植樹会では、足尾地区の社有地で桜の苗木1,000本植樹を目指して定期的に開催しています。

第1回(2009年3月)に植えた桜
第1回(2009年3月)に植えた桜

従業員との関わり

関連する目標

2025年ビジョンを達成するための方針の一つとして「人材基盤の拡充・強化」を掲げ、「人材育成」、「ワーク・ライフ・バランスの推進」、「ダイバーシティの推進」に重点的に取り組んでいます。将来にわたり社会に必要とされる企業であり続けるためには、時代の変化に合わせて、またその一歩先に、従業員自身がスピーディーに変化し成長を遂げていかなければなりません。多様化する個性、価値観、生活環境を受けとめる新たな仕組みを柔軟に取り入れ、また、優れた創造性を発揮しやすい職場環境を実現させることで、従業員の成長をサポートしてまいります。

取引先との関わり

関連する目標

パートナーシップの醸成

当社では、取引先は相互発展を目指す大切なパートナーと考えています。パートナーシップをより強固なものにしていくために、CSRの取り組みを通じてより相互理解を深め、信頼関係をさらに醸成していきたいと考えています。佐倉工場では主要取引先との関係強化を目的に、生産説明会を実施しています。

パートナーシップの醸成

地域社会との関わり

関連する目標

復興支援

2008年の四川大地震(中国)では、別の地に新市街を建設する施策に向けた復興支援としてトラック搭載型クレーン2台を寄贈しました。

R復興支援

2011年の東日本大震災(日本)では、被災地への義援金の付託や物資支援の他、震災復旧に向けた支援機械としてトラック搭載型クレーンとミニ・クローラクレーンを提供しました。また復興支援の取り組みについては複数メディアに取り上げていただきました。

復興支援
復興支援