グループ概要
古河機械金属グループは、持株会社である古河機械金属株式会社を中心に、古河ユニックをはじめとする機械系3社、素材系3社のグループを基幹事業として運営しています。
古河機械金属グループは、持株会社である古河機械金属株式会社を中心に、古河ユニックをはじめとする機械系3社、素材系3社のグループを基幹事業として運営しています。
古河機械金属株式会社は、1875年に銅山開発業者として創業しました。以来、時代のニーズに合わせた新たなビジネスを次々と展開してきました。140年を超える銅山開発の歴史の中で培われた技術や製品を持つ企業群を運営し、現在の主力事業である機械・素材を中心に進化・発展し続けています。
古河産機システムズ株式会社は、各種スラリーポンプ、汚泥ポンプ、破砕機、粉砕機、造粒機、スクリーンおよび鋼橋梁やベルトコンベヤなどの設計・製造・据付工事・運転管理などを行っています。
固形物の混じった液体を輸送するスラリーポンプ、下水処理用の汚泥ポンプなど、耐久性や耐摩耗性が求められる現場において強みを発揮しています。
製鉄所の水砕設備、非鉄製錬所などの耐蝕・耐摩耗原料輸送設備、事業所や工場の排水設備、全国の浄水場や下水処理場、東京湾横断道路(アクアライン)などのシールドトンネル工事現場などで活躍しています。
製鉄、化学、非鉄金属鉱業、砕石場などで使用される破砕機、粉砕機、スクリーン、固形燃料や薬品などの成形工程に使用される造粒機といったマテリアル機械の設計・製造のほか、周辺機器も含めセクションプラントとしての設計・製造・据付工事を行っています。
工事の全体設計から施工・運転管理まで一貫して請け負うことができる総合力が強みです。社会インフラ整備の要である道路橋や高速道路の高架橋など、首都圏を中心に鋼構造物の納入しているほか、近年では、東日本大震災における陸前高田市復興工事において、破砕機、鋼橋梁、ベルトコンベヤの技術と施工管理技術を融合させた環境配慮型工法で復興に貢献しました。ダンプに代わる新たな土砂運搬方法として、ベルトコンベヤが注目されています。
古河ロックドリル株式会社は、トンネルジャンボ、油圧ブレーカ、油圧クローラなど、インフラ整備、鉱山開発などにおいて、「掘る」「砕く」作業に不可欠なさく岩機の製造・販売を行っています。
トンネル掘削現場で発破用火薬を装填する孔(あな)をせん孔する機械です。関越トンネルや青函トンネルなどの道路や鉄道の山岳トンネル工事で数多くの実績があり、長大トンネルが連なる整備新幹線やリニア中央新幹線等のトンネル工事で活躍しています。また、せん孔作業の自動化を実現した全自動ドリルジャンボを開発・販売し、山岳トンネル施工現場での生産性向上、ICT化、無人化等の課題解決に取り組んでいます。
油圧ショベルなどのアタッチメント製品で、岩盤の掘削、岩石の小割、コンクリートの破砕などに使用されています。さまざまなニーズに対応するため小型から岩盤掘削用の超大型、超低騒音ブレーカまで取り揃え、高品質・高信頼性の油圧ブレーカを世界各地に供給しています。現在、土木・建設現場など世界のインフラ整備に貢献しています。
発破用火薬を装填する下向きの孔(あな)を岩盤にあける自走式機械で、国内外の石灰鉱山、砕石場、土木・建設現場などで使用され、現在、国内シェア65%を占めています。刻々と変化する岩盤の状態に応じて最適なさく孔状態を維持する機能を持ち、孔曲がりの少ない、正確かつスピーディな掘削技術が評価され、国内外のインフラ整備や鉱山開発現場で活躍しています。
古河メタルリソース株式会社は、古河機械金属グループの創業時の事業である金属事業を承継し、電気銅・金・銀・硫酸を製造・販売しています。
古河電子株式会社は、ガリウムヒ素半導体の原料となる高純度金属ヒ素をはじめ、ガリウムリン多結晶などの各種結晶製品、コア・コイル、窒化アルミセラミックス、レーザー用レンズなど、高度情報化社会の進展に欠かせない電子材料の製造・販売を行っています。
古河ケミカルズ株式会社は、硫酸、硫酸派生製品、銅関連製品など、さまざまな化学製品の製造・販売を行っています。